多摩川の上流と下流をつなぐ1年間のツアーの最終回。
最終回は、まさに源流部の食である「魚」を軸に、魚が育っている場所を見学したり、村の産業や生活で出る排水がどのようにして綺麗になって多摩川に戻っていくのかを見学したり。
村で使われた水がしっかりと循環して綺麗になって川に戻っていく様子をみて、皆「おおー」と感心していました。
源流としての責任と、担当者の方が話していたのが印象的でした。
見学の後は、先ほど養魚場からもらったお魚を自分で捌いて焼く体験!
小菅村のフィッシングヴィレッジでスタッフの方から捌き方を教えてもらいました。初体験の方も多かったのですが、なんとか全員自分でやり切ることができました。
源流としての素晴らしい活動と、綺麗な水で育った美味しい魚と。この川の先に、わたしたちの街があるんだなぁと本当に、何かつながった心地になりました。
多摩川源流の食ってなんだろう。わさび、川魚、きのこ・・。色々考えられると思いますが、今回は「こんにゃく」。
平地の少ない山間の村だからこそ、地形を生かした村の食文化を形作ってきました。今回は、そんな食文化の中から「こんにゃく」を作る体験をしました。
この日は、都内の子どもだけではなくて、小菅村に住む子どもたちも一緒に参加してくれました。
講師は村のおばあちゃん。
昔ながらのやり方で、こんにゃくの作り方や、山梨の伝統色おばくなども伝授してくれました。
途中にSDGsのお話も挟んだところ、
「自分たちのやってきたことが、今必要とされている行動に近いなんて」と喜んでいただけたのも嬉しかったです。
作ったあとは、みんなで作りたてのこんにゃくとおばくでげんきになる昼ごはんを食べました!
お食事の後は、小菅村独特の掛け軸畑へ。
小菅村を一望する場所で今日の振り返りをしました。
色々な発見のある楽しい1日でした!
多摩川で精一杯遊んだ後、2030年の未来を考えるカードゲームを実施しました。
このゲームは、SDGsが目標とする2030年の未来をどんな世界にしていくか。ひとりひとりがゲームの中で役割を持って資源を使ってプロジェクトを進めていくものです。
初めて参加される方には、たくさん楽しんでいただきたいので、詳細は書きませんが、とっても面白いゲームです。大人も子どもも夢中になる・・!
2023年度も実施する予定なので、機会があればぜひご参加ください!