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野遊びくらぶ 多摩川源流ツアー
イベントレポート

実際のスライダーの動きは、プレビュー/公開ページでご確認ください

23年度 第2回 川のつながりを食べて知る@小菅村

多摩川源流の村、小菅村で「川」を味わい尽くす!

体験当日はとても良いお天気。まずは大月駅前で集合してバスで小菅村に出発。
現地では、まず冬の源流体験。胴長を着て、ヘルメットをつけていざ川へ。冬の源流体験なんて寒いんじゃない?と思われるかもしれませんが、暖かい格好をすればへっちゃらです。
つららの滴る岩をみたり、冷たい川の中に生きるヤマメやイワナをみたり。小菅村の川名人に色々とお話を聞きながら楽しみました。

お昼ご飯は、源流水を活かして魚を育てている小菅養魚場さんから仕入れたヤマメの塩焼きと源流弁当を河岸で。とっても美味しくて皆笑顔に。

食後は少し川辺を散歩。歩いて周りの風景を見ながら日々の中のSDGsに気づいていきます。最後は小菅村で使われた水をきれいにして多摩川に戻している施設を見学。小菅村では、下水の汚泥も完全に村の中で循環させているそう。

1日を通じて、源流と生きる村の暮らしと、川について楽しみながら体験することができました!

23年度 第1回 小菅村とハイブリッド開催!カードゲームで2030年の世界を考えよう

源流部(小菅村)と下流部(調布)で初のハイブリッド開催!
ようやくの開催となりました!
23年度の第1回目は、多摩川の上流と下流でハイブリッド開催!2030年の未来を考えるカードゲームでした。

自分が目指したい未来、でもそのためには人手も資金も足りない・・。社会のバランスは崩れていく、さて、どうする?
はじめは、それぞれに試行錯誤していましたが、時間が進むにつれて小菅村と調布側で資源を交換!
協力をすることで、とても良い未来を目指すことができました。

このハイブリッド開催は、当団体でも初めての試み。場所が違うからこそ、感じることの違いなどもあり、とても興味深い1日でした!

第6回 上流と下流のつながりを食べて知る

多摩川の上流と下流をつなぐ1年間のツアーの最終回。

最終回は、まさに源流部の食である「魚」を軸に、魚が育っている場所を見学したり、村の産業や生活で出る排水がどのようにして綺麗になって多摩川に戻っていくのかを見学したり。

村で使われた水がしっかりと循環して綺麗になって川に戻っていく様子をみて、皆「おおー」と感心していました。
源流としての責任と、担当者の方が話していたのが印象的でした。

見学の後は、先ほど養魚場からもらったお魚を自分で捌いて焼く体験!
小菅村のフィッシングヴィレッジでスタッフの方から捌き方を教えてもらいました。初体験の方も多かったのですが、なんとか全員自分でやり切ることができました。

源流としての素晴らしい活動と、綺麗な水で育った美味しい魚と。この川の先に、わたしたちの街があるんだなぁと本当に、何かつながった心地になりました。

第5回 多摩源流の食とカーボンゼロを知る

多摩川源流の食ってなんだろう。わさび、川魚、きのこ・・。色々考えられると思いますが、今回は「こんにゃく」。
平地の少ない山間の村だからこそ、地形を生かした村の食文化を形作ってきました。今回は、そんな食文化の中から「こんにゃく」を作る体験をしました。

この日は、都内の子どもだけではなくて、小菅村に住む子どもたちも一緒に参加してくれました。
講師は村のおばあちゃん。
昔ながらのやり方で、こんにゃくの作り方や、山梨の伝統色おばくなども伝授してくれました。

途中にSDGsのお話も挟んだところ、
「自分たちのやってきたことが、今必要とされている行動に近いなんて」と喜んでいただけたのも嬉しかったです。

作ったあとは、みんなで作りたてのこんにゃくとおばくでげんきになる昼ごはんを食べました!

お食事の後は、小菅村独特の掛け軸畑へ。
小菅村を一望する場所で今日の振り返りをしました。
色々な発見のある楽しい1日でした!

第4回 カードゲームで2030年の世界を考えよう

カードーゲームで少し未来を考える会をしました

多摩川で精一杯遊んだ後、2030年の未来を考えるカードゲームを実施しました。

このゲームは、SDGsが目標とする2030年の未来をどんな世界にしていくか。ひとりひとりがゲームの中で役割を持って資源を使ってプロジェクトを進めていくものです。

初めて参加される方には、たくさん楽しんでいただきたいので、詳細は書きませんが、とっても面白いゲームです。大人も子どもも夢中になる・・!

2023年度も実施する予定なので、機会があればぜひご参加ください!

第3回 私たちのまちの多摩川体験ツアー

小菅村で源流を楽しんだあとは、自分たちのまちの川を楽しむ会!
調布側の体験では、多摩川自然情報館の解説員の方と一緒にツアーに出かけました。

多摩川自然情報館に集合して、簡単に多摩川のあたりの説明を聞きます。雨の心配もあったので、まずは多摩川周辺を散策することに。
普段もあるける多摩川の河川敷ですが、解説員さんのお話を聞きながらだといつもと違う多摩川の景色に見えてくる。
「この草なんだと思う?実は外来種」
「こういう下流の川を歩いた後に、同じ靴でそのまま上流域に行ってはいけないよ。上流と下流の川は繋がっているから、下流側に外来種の種が広まってしまうからね」

なるほど。

小菅村の体験に参加した子どもたちは「川が全然違う」「広さ」「ながれ方」「石がない」など。上流と下流の違いをとてもよく理解していました。

後半は、お部屋の関係から当初予定していたプログラムから少し変更してみなで生き物を観察することに。

改めて多摩川に親しんでいただくきっかけにできたかなと思います。

第2回 多摩川源流体験ツアー

第1回目で私たちの街を知ってから、今回は初めての小菅村へ!
多摩川源流域の小菅村では、小菅村でも毎年人気の「多摩川源流体験ツアー」を行いました。

小菅村側を案内してくださるのは、NPO法人多摩源流こすげ の皆さん。
昔小菅村で使われていた校舎に集合して、準備をして体験開始!

普段観光では入れないような、山間にある川におりていきます。
降りた瞬間は、普通の川のように見えるけれどいざ川を伝って歩いていくと、その水流や岩、岩陰に隠れる魚など街の中の川とは全然違うことを実感していきます。

少し深いところで流されてみたり、大きな堰の下にできた滝の中に入ってみたりと精一杯楽しむことができました。

第1回 カードゲームで私たちのまちを知る(22年春)

記念すべき多摩川源流ツアー@調布編 第1回!
第1回は、調布駅近くの文化施設「たづくり」で、カードゲームを通じて私たちのまちを知るというイベントを行いました。

手持ちのカードで長く生き残るには?!自分で知恵を凝らしたり、周りの人と協力したりする中で、あっという間にゲーム時間が過ぎていくことに。
長く続けるには「●●●●●●」が必要なんだね!と全員で振り返ることができました。

そして、かこさとしさんの「かわ」を使って、川の上流域と下流域を眺めてみるということをしました。
私たちの街はどのあたり?今度行く小菅村は?
そんなことを話しながら、また新しい発見をしていきました。

参加者の皆さんの感想のおかげで、私たちもいろいろなことに気づくことができました。